株式会社丸荒は宮城県南三陸町にて海産物の生産から始まり、1974年に創業以来三陸で揚がった鮮度と厳選された素材を活かして「体にやさしくおいしいを食卓に」をテーマに健康にこだわった商品を開発、提供しています。また丸荒は南三陸町や農林水産商工観光産業の振興と持続化を目指し震災からのまちづくりにも地域と共に取り組んでまいりました。

これまでの復興への取り組み

震災直後から町の復旧、産業の復旧から関わり、原料となる一次産業復旧へ漁港や漁場の片付けに水産庁事業の監視委員として関わり、また生産物の種苗の手配など一次産業・養殖再開に関わる。
二次産業再開に宮城県内水産加工会社グループでまとまり工場復旧を行なった。
三次産業復旧として有志でまちづくり会社を設立してさんさん商店街とハマーレ歌津を立ち上げ、被災した町内小売店事業者がテナントで再開できるように商店街本設に関わる。

・2011年東日本大震災で5棟の工場全て津波で倒壊
・2011年6月被害の少なかった歌津工場で営業再開
・2011年12月伊里前福幸商店街(仮設)オープン
・2015年南三陸まちづくり未来設立(さんさん商店街 ハマーレ歌津)
・2016年伊里前福幸商店街(仮説)移転オープン
・2017年ハマーレ歌津オープン(本設)
・2017年WHITE SHIPブランドでバウムクーヘン専門店起業
・2017年復興庁産業復興事例30選に株式会社丸荒が選ばれる
・2017年復興庁産業復興事例30選に会長を務める南三陸町観光協会が選ばれる
・2019年本社工場復旧
・2019年東北経済産業局おいしい東北パッケージデザイン展「宮城県知事賞」
・2020年東北農政局東北経済産業局「地域産業資源活用事業認定」
・2021年仙台市産業振興事業団「東北みやげコンテスト」入選
・2022年地域団体化石で地域を盛り上げる「Hookes」設立
・2025年地域団体南三陸スイーツ協会設立
など

南三陸町の復興へ
・南三陸町観光協会会長・南三陸町産業団体連絡協議会会長(農林水産商工観光産業団体)・南三陸町総合計画審議会(町の復興計画策定)など、35団体の役員を務め、道の駅さんさん南三陸や震災伝承館南三陸311メモリアルの開設に関わるなどまちづくりや町の復興へ関わって来た。


産地のイチオシ商品

旬の海産物 ご飯の素シリーズ(牡蠣・帆立貝・鯖・蛸・サーモン)、煮魚シリーズ


これからチャレンジしたいこと

震災で5棟の工場すべて津波で倒壊、土地の問題で本社工場復旧まで9年かかった。出遅れた分を取り戻す事と温暖化によって原材料の不良や魚種が変わるなど、市況も水産業を取り巻く環境も変わっているのでそれに合わせたものづくりを推進していく。WHITE SHIP brandのバウムはじめSweets部門も果樹農産加工へとチャレンジも広がっている。


メッセージ

復旧遅れからまだ復興途上です。海の環境の変化や、新しい事にも積極的にチャレンジしてますので日々変化し続けています。三陸宮城のおいしい水産物もですが丸荒の変化も楽しみに応援してください。