東日本大震災を契機に、被災した企業が手を携えて再建を果たすために、2012年に設立した中小企業協同組合です。震災時、気仙沼の鹿折地区では30社の水産加工業が被災し、13社が廃業しました。残った企業が生き残りをかけ、がれき処理や土地のかさ上げの早期実施を求め、また、建屋が流出した企業へは共同施設を融通し合うなども行いました。震災までに築き上げてきた信用や販路を守るため共同で商談会に参加し、さらには海外への販路拡大にも取り組みました。現在、20社が加盟し、-30℃(7,000トン)の冷蔵倉庫を共同利用しながら、それぞれが三陸産の海産物を主な原料に、日本の食卓へおいしく安全な食品をお届けするよう努力を続けています。


これまでの復興への取り組み
震災後に津波で流された工場の復旧から、共同利用施設としてプレハブの加工場の貸し出し
共同利用冷蔵倉庫の建設(-30℃、7,000トン)
海水を滅菌し組合工場へパイプラインを通じて配水する施設の建設
シーフードショーなど国内商談会への参加
タイやシンガポールなどでの商談会の実施 など
産地のイチオシ商品
三陸産ワカメの加工品、水揚げ日本一のサメを使った商品、サバやイワシなどの加工品、マグロやエビ、カツオなどの生鮮品、加工品
これからチャレンジしたいこと
水産業を主にする組合員企業は、温暖化で昨年まで獲れていた魚が今年は獲れないなど大きな変化に直面しています。また、貿易や人口減少など地域全体に関わる変化にも対応しなければなりません。組合員企業をバックアップするため、役にたつことは何でもするをモットーに、国内販売や海外への輸出促進、共同利用など経費削減に役立つ事業、各種情報提供に努めて行きます。