石川県輪島市に位置し、奥能登を代表する伝統校、輪島高校です。本校では輪島の「今」と「未来」を見つめてグループごとに課題を設定し、その解決策を探る探究活動を「WAJI活(輪島活性化プロジェクト)」と名づけて行っていました。令和6年元日に起きた能登半島地震により、輪島市はあらゆる面で大きな打撃を受けました。生活が一変した生徒たちに「自分たちの住む街の未来」を考えたり、輪島のために今できることを考えて活動したりすることで前を向いて歩いて行く意欲と力をもってほしいと考え、「街プロ~輪高生による街づくりプロジェクト」として創造的復興に向けた取り組みを進めています。その活動の一環として、地震や豪雨で保護猫や捨て猫が増えており、今でも飼い主の見つからない猫が多く残っている現状を知ってもらおうと「猫と人間が食べられるお菓子」としてシフォンケーキを発案し、販売しています。


これまでの復興への取り組み
街プロの一環として、能登半島地震からの復興を願い、輪島の市民を笑顔にするために「輪島復興花火プロジェクト」を企画、実行したり様々なことを行ってきました。
今年度は輪島市の輪島高校生による被災地ツアーを企画したり、市民の方を対象としたスポーツイベントの開催などを行っています。
産地のイチオシ商品
猫と人間が食べられるお菓子(シフォンケーキ)
これからチャレンジしたいこと
将来、輪島市の担い手となる高校生が、地元愛を持ち、自分たちで自分たちの街をつくっていくこと。
全国のみなさんに輪島市について興味関心を持ってもらうこと。
メッセージ
能登半島地震から1年半たった今、輪島の街は復旧・復興に向けて動き出しています。将来の輪島を支える輪島高校生が輪島の現状、そしてこれから創造的復興に向けた街づくりについてお話します。今回を機に、復旧・復興に向けて歩みを進めている輪島市及び輪島高校について知り、関心を持っていただけると嬉しいです。