2021年より陸前高田市において、九条ねぎの栽培を行っています。九条ねぎのもつ香り、食味を外食へ安定供給するため、夏季冷涼な気候を生かし、品質の良い九条ねぎを生産出荷しています。西日本が台風や豪雨などのリスクが高い時に、陸前高田で安定的に生産拡大できることは、農業振興を通じた復興につながると期待している。九条ねぎの生産ノウハウをもつ「こと京都」と岩手の農業者が連携して、陸前高田で産地拡大することで、地域にあらたな雇用と産業を創出することを目的として、「三陸九条ねぎ生産者協議会」を設立しました。
これまでの復興への取り組み
2020年時点では0haだった九条ねぎの栽培面積は、2025年には4haへ拡大しました。2021年に集出荷工場を開設、その後生産者も増え、年間出荷量80トン以上の規模にまで成長し、夏秋の重要な産地として存在感を示してきている。
産地のイチオシ商品
三陸九条ねぎ
これからチャレンジしたいこと
気候変動に合わせた、栽培期間の延長にチャレンジします。岩手では困難であった周年栽培に近づけ、現地での雇用がしやすい産業となるように、栽培技術の研究などを協議会で行っていきます。
メッセージ
夏季冷涼な気候風土で、すくすくと育った風味豊かな九条ねぎをぜひお試しください!